日向なつのいっちゃが日記

自分にあまく、人にもあまく(BMI24の健康オタク)

出久根先生

突然ですが、新聞取ってますか。

うちは(夫がおまけにつられた)読売新聞なんですが、そのなかに人生案内という人生相談コーナーがあり、何気に楽しみにしています。

本日のお悩み相談は友人と価値観が合わないと嘆く中3女子。お答えするのは舌鋒の鋭さを幾重かのオブラートに包んでおられる出久根先生。

大体の内容は「友人の部活動の後輩に対する態度が気に入らない。きつい言葉を投げかけ、陰口まで言っている。私は自分が見本を示し、自信をつけさせながら悪いところを指摘する。せの友人に意見を言ってもわかってもらえず、学校が窮屈」というものでした。

それに対する出久根先生のお答えは、わかりますと肯定しながらも、人は考えや判断の方法がそれぞれ違うのもの。みんな自分が正しいと思ってるのだから衝突する、それが嫌なら自分の主張を引っ込めるしかない、プライドを抑える、と続き、「自分が正義の見本、それを皆に示すなどとは夢にも考えないほうがよろしいですかと思います。」と締めくくられていました。

私は正直、「がっかりだよ、出久根先生!」と思いました。彼女の方が正解で、改めるべきは友人の方だと感じたからです。

ですが、後々考えてみると、不条理なことだらけな世の中、正義が常に報われるとは限らない、そこにぶち当たったときに、彼女のまっすぐな心がポキっと折れてしまわないように、出久根先生なりの処世術を指南されているのかなとも思いました。

さすがは出久根先生、すいもあまいも吸い尽くしておられる。

 

一周まわって

「いっちゃが、人それぞれやっちゃから」

って話です。

オチがなくてもいっちゃがいっちゃが。